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厚みが厚くなれば、強度は増強されます。また、LDPEよりはLLDPEの方が同じ厚みでも強度があります。また、LLDPEの中でもC4、C6(メタロセン触媒)、C8(メタロセン触媒)などの種類があり、数字が大きくなるとともに強度が強くなります。C6は透明度がC4より悪くなり、C8はC4以上に透明度が良くなりますが固くなります。そのため、C6などは透明度が必要な場合は低分子のLDPEまたはLLDPEなどをブレンドして透明度の調整をいたします。C8は硬さを調整するためにLDPEまたはLLDPEをブレンドして製造することもあります。 また、HDPEは薄くても強度が出るように開発された商品です。そのためあまり厚いフィルムを製造すると硬くなってしまいます。縦避けが起こりやすいフィルムですがLLDPEなどをある程度ブレンドして成膜をすることにより、ある程度の縦避けを抑えることができます。 |