アルミ蒸着フィルムは、その独特の輝き、ガズバリヤー性、遮光性が得られることから、アルミ箔に代わる素材として、食品包装用途を中心に、需要が増大した素材です
蒸着(Vacuum Metallizing)とは、アルミなどの金属化合物を、高真空下で加熱蒸発させ、その粒子(分子)を基材に固着させる技術であり、真空蒸着法による乾式メッキ法の一種です
また、蒸着されたフィルムをVMフィルムともいいます
包装用途の他に、衣料用の金銀糸、装飾用、コンデンサー、建材用などに用いられています
基材としては、紙、セロハン、PE、CPP、OPP、PET、ONY(PA)、PC、PVCなどのプラスティックフィルムがあり、メタライジングする金属物質としては、アルミ(Al)、金(Au)、亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)、シリカ(Si)などがあります
・包装用途の機能性について
耐湿用、耐ガス透過用、保香用、光線遮断用、帯電防止用、美観用(金属化や色彩)などです
・透明蒸着品には、光線遮断機能は透明なのでありません
透明蒸着を行なう場合は、シリカ(Si)又は酸化アルミ(アルミナ:Al2O3)を使用する
シリカ蒸着、セラミック蒸着->わずかに褐色であるものがあるが、ほぼ無色になっている
・透明蒸着について
透明蒸着は、PET蒸着品が多いです
・透明蒸着フィルムの問題点
1.吸湿によるクラック(ヒビ割れ)発生の問題がある。(アルミ蒸着の場合は少ない)しかし、蒸着面に樹脂コートしたものは、クラックの問題は少ない
2.PET蒸着とONY蒸着では、ONY蒸着の方がクラックが発生しやすい
3.透明蒸着は、吸湿によるクラックが発生しやすい |